2018年12月14日、午前11時過ぎ、辺野古の海に検査も受けていない赤土が違法に運ばれ投入されました。
現地では、あちこちから悲しみ、怒り、すすり泣きが起こりました。1997年1月から始まった座り込みから数えて21年。73年前の「本土」防衛の捨石とされた沖縄戦のように再び沖縄が戦場にされまい、と始まった高齢者の座り込みです。県民は人間の尊厳にかけて、「戦争への道をくい止める」と言っています。しかし、この難儀をいつまでも沖縄だけに押し付けているわけにはいきません。私たちも沖縄の声に連帯し祈り続けていきたいと思います。
辺野古基地建設には、滑走路周辺の建造物高さ制限、海底の軟弱地盤部分、活断層などの解決されていない問題が山積みです。沖縄県は基地建設を承認していません。わたしたちも沖縄の人びととともにあきらめず、声を上げていきましょう。
・私たちの無関心・無力が招いた沖縄の痛みに共感・共有し祈るものとさせてください。
・民主主義をなし崩しにし、沖縄の人びとの人権をないがしろにする政治権力の暴走を止め、世界の宝である辺野古の海への土砂投入が一刻も早く止められますように。