沖縄推進委員会より

「祈り便」第63信(12月~3月)のご案内

2023年12月6日

全国の教会・伝道所の女性会のみなさま
教会に集うみなさま

日本バプテスト女性連合
6・23「沖縄(命どぅ宝)の日」推進委員会

 全国のみなさま、 福岡での女性連合信徒会・総会では久々に顔と顔を合わせ再会することができ、うれしかったです。ともに賛美をささげ、み言葉に聴き、分かち合いの豊かな時を味わいました。「沖縄はどんなですか?」と会う人会う人に聞かれ、祈りの篤さを思いました。

数年前、少年少女たちと辺野古へ行った時、わたしたちを待っていてくださったT牧師が辺野古の説明を終え、「戦争ってどんなこと?」と質問しました。誰も口を開きません。その時、T牧師が「それなら、みんなで戦争を体験しましょう」と言うと、ほとんどの少年少女たちが「それは困る」と慌てました。失ってからでは遅い。それをみんな知っていたのです。失ってはじめて気づくのでは遅いのです。ウクライナで、ガザで、ミャンマーで、戦火があがるところすべてで、追われる人びとは命、住まい、未来、愛する人を失いつつ命を縮めています。失った人がはじめてわかる平和の大切さ。

「沖縄を二度と戦場にさせない」という沖縄地上戦を生き抜いた方がたの願い、思いと真逆の「戦争への道」が日米両政府によって押し進められています。「軍隊は住民を守らない」と先の戦争で県民は学びました。しかし、今日本では、「ウクライナから東アジアへの戦場シフト」とささやかれながら自衛隊基地、弾薬庫、ミサイル基地、軍関係の建造物、その中に入るミサイル、PAC3などが持ち込まれています。国民に聴くことなく憲法の解釈が変えられ、軍事関連の品々が輸出可能となり、着々と戦争への準備が進んでいるのです。与那国島では戦争準備に圧倒され住民が次から次と

島から出て行っています。

みなさんの周辺でも民間空港や港が軍民共用にされていませんか。今こそ、みんなで声をあげなければ、負の歴史が繰り返されてしまうのではないでしょうか。

祈り便第63信をお送りします。イエスさま、祈りの友を感謝します。

 

6・23「沖縄(命どぅ宝)の日」推進委員
岡田富美子(那覇新都心教会・協力牧師)

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