2026年度
連盟国外伝道の働きを覚えて
インドネシア
野口 日宇満 宣教師

2014年9月よりインドネシアに派遣され、現在12年目の働きとなっている。
宗教指導者ビザで可能な形において、インドネシア・バプテスト神学校で講義を担当し、神学教育の働きを担われています。チャンディバプテスト教会では教会形成に関わり、地域の教会に仕え協働しています。さらに、英語礼拝やインドネシア語礼拝などでの奉仕もされています。
これまでのインドネシア宣教、主にある歩みとお働きに感謝し、どうぞご家族を覚えてお祈りください。
ルワンダ
佐々木 和之 国際ミッション・ボランティア

1994年にアフリカのルワンダで起こったジェノサイド(大量虐殺)の深い傷と痛みを負った人びとに、2005年より福音による「和解と癒し」、そして平和構築に向けて人材育成の働きのため、派遣されている。第21期(21年目)となる。
主な働きは、PUR(Protestant University of Rwanda、ルワンダ・プロテスタント大学)の平和紛争研究学科教員、平和と開発センターの調整員、ウムチョ・ニャンザ女性協同組合の活動支援、学生が取り組む平和構築活動の支援など多くの働きをしている。佐々木さんの健康と働きを覚え、祈りを合わせたい。 (参照:『世の光』2025年8月号)
タイ伝道
タイバプテスト神学校に派遣されていた日髙嘉彦師(大秦野教会協力牧師)を2026年度後期、日本バプテスト連盟とタイバプテスト神学校(TBTS)の協力プロジェクトとして「旧約聖書概論」オンライン開講のために派遣する。日髙師は原則オンラインで担当、最終回のみ神学校において講義する。宣教師派遣の実りであるこれらの働きを感謝し、今後の交流と協働を覚えて祈りを合わせたい。
連盟国内伝道の働きを覚えて
国内の協力伝道の働きがさらに豊かに導かれるよう祈りたい。とくに「全国支援・地域協働プロジェクト」の取り組みを覚えたい。現在は、2019年度より「東京北教会・多文化共生の居場所となることを目指す教会づくりプロジェクト」が7年目に入り、また作年度より「福井教会復興プロジェクト」が始まっている。それぞれの働きが豊かに導かれるよう祈りたい。
2026年度 女性連合独自支援
クリスチャン・ジョイ・ファンデーション(ポーランド・ウクライナ難民支援)
ポーランドに滞在する避難民の子どもたち(現在はほぼウクライナ難民)約100名を毎月1回一週間のキャンプに招待し、さまざまな活動(音楽・スポーツ・ゲーム・クラフト・ダンス・お菓子作り・外国の文化紹介などの他、チャペル、聖書のお話、賛美、証し等)を通して子どもたちの心と魂のケアに力を注いでいる。平日は、「一週間(4日間)通しての活動担当グループ」が準備した、上記のさまざまな活動や週末は近隣の教会での礼拝に全員出席する。
福島移住女性支援ネットワーク(EIWAN)
EIWAN(Empowerment of Immigrant Woman Affiliated Network)は、2011年3月11日の東日本大震災の翌年、被災地在住の外国人移住女性たちの支援ため、外キ教(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト者連絡協議会)の働きとして結成された。現在の主な働きは、福島市と白河市での日本語学習支援(日本語サロン)。福島日本語サロンは、毎週木曜日午前と第一・第二土曜日の午前、白河日本語サロンは月二回の日曜日午後に開講している。ボランティアの日本人サポーターたちによって、フィリピン、中国、ネパール、スリランカ、ベトナム、インドなど多国籍の方々が学んでいる。同時に、外国籍の方々の様々な相談や同行支援なども要請に基づいて担っている。さらに、福島県国際交流協会、福島市国際交流協会をはじめ、県内や近県の諸団体との交流や協力を通して、多文化共生社会実現の諸活動を続けている。(参照:『世の光』2025年10月号)
イドナ村女性協同組合(イスラエル・パレスチナ)
イドナ村は、ヨルダン川西岸地区ヘブロンの郊外にある。「サラーム」(パレスチナの女性を支援する会[広島県])から派遣されている現地派遣員の働きにより、1997年に「イドナ村女性協同組合」が設立された。現地派遣員の方は、帰国されたが、女性たちは、パレスチナ伝統の手刺繍や製品(ショールやバック、小物製品)を製作し、「サラーム」を通じて販売し生活の安定と自立を目指している。また、パレスチナの男性社会の中でイドナ村女性協同組合への支援金を用い、女子青年へ奨学金により教育支援を行い女性たちの夢を応援している。イスラエルとの戦争状態が続き、さまざまな困難の中にあることをとくに覚えたい。(参照:『世の光』2025年10月号)
ウムチョ・ニャンザ(ルワンダ)
「ウムチョ・ニャンザ」は、ルワンダ大虐殺の被害者と加害者を家族に持つ、女性たち14名のグループ。このグループは、「癒しと和解」の講習会で出会った女性たちによって2015年に誕生した。多くの支援と協力の中で、ブックカバー、バックなどを製作し、インターネットでの販売、またルワンダ国内でも製品の受注が増えている。現在使用している工房の購入(土地込み)も実現し、メンバーたちは、共に働くことでジェノサイド(大量虐殺)の被害者、加害者の関係を乗り越え、和解と共生、そして生活向上の道をともに歩んでいる。 (『世の光』2025年10月号参照)
プリ・キンダーガルテンスクール(インド)
2017年より、「プリ子どもの家」に代わり、新たな教育機関として「プリ・キンダーガルテンスクール」が開校した。今年は、気温40度にもなる猛暑を受けて政府の要請により、4月中旬から夏休みが始まり、6月から新年度が始まった。今年も、入学希望者の中から75名の生徒が通っている。新しい年度ごとに学校より生徒たちには、制服や靴をはじめ学用品を無料で配布し、通常の教科のほかにマルチメディア(インターネットの学び、視聴覚教材で物語を鑑賞など)や植物を育てる授業も行われ、校庭の遊具やサッカー、クリケットなどをして日々楽しく過ごしている。朝一番に生徒たちは、「主の祈り」などを地元の言葉で祈り、学校生活を始めている。生徒たちは貧しい家庭から通学しているため無料での朝給食もあり、日本から送られてきた古着も配布している。最近学校では、運動会、遠足、創立記念日のお祝いに加え、8月には仮装大会を予定している。(参照:『世の光』2024年5月号)
ライズ&シャイン(ネパール)
ライズ&シャイン(旧・プラティクシャホーム)は、NBCC(ネパールバプテストキリスト教協議会)の働きのひとつである。ネパールで人権が軽んじられている寡婦や単身女性に、みことばによる回復と励ましを与え、経済的自立支援のために液体洗剤づくり、バックづくり、などの職業訓練を行っている。定期的な働きとして、訪問活動が進められ、分かち合いを通して励ましと支援を行っている。その他貧困にあえぐ多くの単身女性たちの課題の解決のためのプログラムも行われている。また単身女性のリトリートを開催し、多くの困難に苦しんでいる彼女たちを神の言葉で励まし、祈りのパートナーをつくり、分かち合う時を持っている。
ブレス・カンボジア・ネットワーク(カンボジア)
ブレス・カンボジア・ネットワーク(BCN)は、2010年に設立され、2014年にカンボジア王国政府より正式に認可されたカンボジア登録のNGO(非政府組織)。キリスト教の価値観に根ざし、霊的な弟子訓練と包括的な地域開発を組み合わせるユニークな働きを通して、カンボジアの地域社会を力づけ、変革することを目的としている。
BCNの働きは、農村の生計向上、子どもの教育、大学生の支援、そしてコミュニティ形成の取り組みなど、多岐にわたる。プログラムは、信仰と実生活のスキルを意図的に統合するよう設計されており、地域社会の内側から成長を促し、長期的な持続可能性を育むものである。
■学生寮の運営:働きの大きな特徴の一つが、大学生のための学生寮「ティラナス・ホール(男子)」と「リディア・ホール(女子)」の運営。ここでは大学生たちが弟子訓練に基づく共同体生活を送る。これらの寮は、安全で手頃な住まいを提供するだけでなく、リーダーシップ育成の場としても機能している。多くの卒業生は牧師、地域リーダー、そしてカンボジア社会における変革の担い手となっている。
■価値とビジョン:BCNは「誠実」「奉仕的リーダーシップ」「コミュニティ変革」を大切にしている。草の根からキリスト中心のリーダーが立ち上がり、教会と広い社会の両方に影響を与えることをビジョンとしている。
過去10年間で、BCNは何百人もの人びとの人生に具体的な変化をもたらしてきた。持続可能な農業技術を農民に提供し、大学生の霊的・学問的歩みを導くなど、福音と具体的な社会的変革の橋渡しとして活動を続けている。BCNは世界中の教会や団体からの支援とパートナーシップに深く感謝していると共に、より強く、キリストに根ざしたカンボジアを築き上げていきたいと願っている。
アガペホーム(カンボジア)
アガペホームは、2005年、インドのナガランド出身の2人の女性宣教師によって開設された。カンボジアの学校の教師だった2人は、学校に通うほとんどの子どもたちの家庭が厳しい状況にあることを知り、家庭の事情で養育が難しい子どもたちを引き取り、仕事をしながら子どもたちを支えてきた。子どもたちは、ここで成長し独り立ちをしていっている。2023年より女子寮の働きを決断し、現在5名の女子が入寮しながら学校生活を送っている。
能登被災地支援(中部地方連合を通して)
2024年元日の能登半島地震後、北陸3教会(富山小泉町教会、金沢教会、福井教会)はそれぞれに支援活動を行ってきました。私は5月に輪島市を訪ねました。地震から約半年が経っても朝市は焼け野原のまま。道路が至るところで隆起し、水道が通っていない家屋が多数ある状況でした。息長く覚えていく存在の必要を思わされました。北陸3教会が継続してボランティアに行かれていることを覚え、25年1月より主に東海圏の中部連合有志によって「能登被災地支援をおぼえる祈り会」を毎月第一火曜日に開催しはじめました。その中で北陸3教会がそれぞれの他教派近隣教会と協力してカフェ準備をしていたり、被災地の人たちと継続して出会う恵みの様子がイキイキと伝わってきます。全国諸教会から献金やお菓子が3教会に届けられ、協力伝道の祈りの広がりと豊かさを思わされています。女性連合からも24、25年度と支援のための献金を中部連合に送金いただき、励まされています。中部連合の一人として感謝します。これからも続く北陸3教会の支援活動とリアルタイムの報告機会である祈り会を通して、遠い能登を近くの隣人としてご加祷いただければ幸いです。
APB Aid(アジア太平洋バプテスト連盟救援委員会)
APBFは、アジア太平洋地域の22ヵ国33,000を超える地方教会と65の団体によって構成されている (連盟も加盟し、APBF宣教委員を派遣している)。 APBAidは、 APBF地域で起こった災害に対し、被災地における適切な初動対応の支援、被災地に対してのフォローアップと長期的なリハビリテーションを支援している。またメンバー団体とその教会コミュニティの間で災害への備えを促進する活動も行っている。
国際緊急支援
女性連合から自然災害などの緊急課題に対して、直ちに祈りと支援を届けたいとの願いから始められた。国内外で緊急支援を必要とされている場に送られている。緊急支援に残額があった場合は当年度のBWAid(世界バプテスト連盟救援委員会)への献金に加算してささげる。